Q&A
- 代理(母)出産を引受けている国はどこですか?
- 現在のところ米国、ジョージア、カナダ、ウクライナです。更に代理出産が合法とされている2~3の国々と折衝中です。
- 費用はどの位掛かるのでしょうか?
- 国によって異なります。それぞれの国の医療費のレベルを考慮し、またその国の物価レベルを考慮して算出します。また、依頼者御夫妻の資金負担能力をも考慮し、ケースバイケースで費用負担額を個々に提示させていただきます。
- 医療レベルの高さについてお答えください。
- 各国ともトップレベルの医療機関と提携しております。
- 現地での受け入れ体制は如何でしょうか?
- 各国ともしっかりとしたコーディネーターを配置しており、空港到着時よりご出発までフルアテンドの体制を整えております。両国のコーディネーター共、日本語でのコミュニケーションに問題が無いレベルですので意思の疎通の心配はありません。
- 偶発的な事故についてどう考えていますか?
- 充分配慮した複数の保険に加入しています。
- 代理母はどんな人ですか?又、どうやって見つけられたのですか?
- 登録者の方々は事前の詳細な審査を経て選考されています 。
原則35歳以下の健康で普通より大柄な方で安産での出産経験のある方を現地コーディネーターと提携医療機関の推薦を中心に人選しております。
この場合ご本人が金銭面よりもお困りの方々のお役に立ちたいという人生哲学の持主を選考の重要な柱としています。
候補者のプロフィールには以下の情報が記されています。
(身長・体重・髪の色・目の色・年齢・血液型・結婚の有無・国籍・ 過去の出産暦等々です。)
尚代理母は、事前に以下の検査を受けることが義務づけられています。
CBC/hb-全血球計算/ヘモグロビン
血液型とRh因子抗体 – 緊急輸血が必要とされた場合用
HIV – ヒト免疫不全ウィルス
HbsAg- B型肝炎
VDRL 性病研究室によるテスト – 梅毒検査
HCV - C型肝炎
FSH ( CD2-4 ) 卵胞刺激ホルモン-卵巣予備能力のテスト(生理2日目から4日目に測定されます)
LH ( CD2-4 ) – 黄体形成ホルモン (生理2日目から4日目に測定されます)
AMH – 抗ミュラー管ホルモン
エストラジオール値 - (生理2日目から4日目に測定される)
TSH – 甲状腺刺激ホルモン /甲状腺機能検査
プロラクチン – (脳)下垂体におって生成されるプロラクチンレベルの測定
クラミジアの膣スワブテストで、着床中あるいは着床後に悪化する可能性のある炎症を排除するため。
ヘルペス・ウィルス
サイトメガロウイルス
- 私は10年以上家内と生活を共にし、子供に恵まれていないことを非常に残念に思っております。実は家内は未入籍の内縁関係にあるのですが、本プログラムの利用は可能でしょうか?
- 内縁関係の場合は、お引受けすることは出来ません。ご入籍の上ご相談にお越しいただければ非常にありがたいです。
- 代理母の遺伝子は関係しますか?
- 関係しません 。
ご依頼者ご夫婦の100%の遺伝子がお子様となります。 - 代理母への体外受精は何回まで実施されますか?
- 原則3回まで実施は、追加料金無しで行えます。
その後ご希望があれば代理母を代えるケースもあります。 - 代理母とは会う必要がありますか?
- それはお客様のご自由です。
名前も顔も知らないケースもありますが、出産後母乳を一定期間いただく契約 もあります。 - 外国語が話せません。大丈夫でしょうか?
- 日本語の出来るヘルパーがサポートさせていただく体制をしいていますので ご安心ください。
- 何回くらい、現地への訪問が必要でしょうか。
- 御夫妻の凍結卵子と凍結精子又は凍結胚(凍結受精卵)を特別な容器に入れて運搬人がX線を避けて現地病院まで移送の場合は、代理母出産でお子様誕生後に一回だけ渡航すればよいことになります。
通常の場合は少なくとも二回は必要です。
一回目
御夫妻と外国のエージェントとの契約を結ぶため
御夫妻と代理母との契約を結ぶため(面接するかどうかは自由)
御夫妻と医師と面談・メディカルチェックを受ける卵子、精子を採取してもらうため
二回目
代理母出産でお子様誕生後
法的手続 - どれ位の長さの海外在留が必要でしょうか?
- 奥様の採卵の際の渡航はお身体のサイクルに合わせるため、滞在が若干長くなる可能性があります。
ご主人の場合は数日の滞在で結構かと思われます。 - 代理出産ではダウン症候群などの染色体異常のある赤ちゃんが生まれることを防げるというのは本当ですか?
- はい、その通りです。
代理出産の場合、受胎は試験管の中で行なわれるので、ダウン症候群などの染色体異常の赤ちゃんが生まれることは防げます。 - 健全な赤ちゃんの誕生のために精子・卵子にどのような事前検査をするのですか。
- 1)卵子・精子共に以下の項目の血液検査データが必要
・B型・C型肝炎検査
・HIV検査
・梅毒検査
2)精子に関するデータは以下の精子分析(sperm anallyses)が必要
・sperm count (精子の数)
・sperm morphology(精子の内容・形態・構造)
・sperm concentration(精子の濃度)
・sperm volume(精子の量・容積)
・sperm motility(精子の運動性) - 渡航せずに日本で卵子、精子採取後、運搬人による現地移送による方法で代理出産を依頼する場合、事前に妻、夫がどのような検査を受けておくことが望ましいですか
-
●母親となる方 検査項目 詳細 1 全血球算定(値)/ヘモグロビン 2 血液群(型)とRh(因子) 緊急輸血が必要な場合に備えて 3 HIV ヒト免疫不全ウィルス 4 Hbs抗原 B型肝炎 5 VDRL抗原 梅毒の血清学的検出法 6 C型肝炎ウィルス 7 卵胞刺激ホルモン 卵巣予備能力の検査
(生理2日目から4日目に測定)8 黄体(化)形成ホルモン 間細胞刺激ホルモンとも言う
(生理2日目から4日目に測定)9 抗ミュラー管ホルモン 発育過程にある卵胞から分泌されるホルモン 10 エストラジオールのレベル エストロゲンの検査
(生理2日目から4日目に測定)11 甲状腺刺激ホルモン/甲状腺機能検査 12 プロラクチン-下垂体から産生されるプロラクチンホルモンのレベルの測定 乳腺刺激ホルモン、黄体刺激ホルモン(下垂体前葉中にある乳汁の分泌を刺激するホルモン) 13 クラミジア等のための膣スワブ検査 採取中あるいは採取後に起きうるあらゆる感染症を排除するためのもの 14 ヘルペス・ウィルス 15 サイトメガロウィルス ヘルペスウィルス科のウィルスで、易感染性宿主に、肺炎、網膜炎などをきたすほか、妊婦の初感染では胎児に先天性巨細胞封入体症を起こすことがある。 ●父親となる方 検査項目 詳細 1 HIV ヒト免疫不全ウィルス 2 Hbs抗原 B型肝炎 3 VDRL抗原 ヒト免疫不全ウィルス 4 C型肝炎ウィルス 梅毒の血清学的検出法 5 完全な精子分析 ・精子形態学
・精子数
・精子の固有運動性
・精子の量 - 体外受精の成功率はどの程度でしょうか?
- 35~36歳の女性の卵子の場合、妊娠になる確率は50~60%位。
42~43歳の女性の卵子の場合、妊娠になる確率はかなり低いとされています。 - 双子など多胎妊娠の可能性はいかがでしょうか?
- 確率は移動される胚の数によります。
2つ以上の胚を移動する時は、20~30%
1つの胚の移動の場合、確率は0.4%(一卵性双生児)といわれています。 - 男女の産み分けが可能でしょうか?
- 着床前に受精卵の遺伝子を診断する技術で診断が可能です。
妊娠の成功率は最も状態のよい受精卵を移植した方が高くなりますので、卵子の質を重視されることもお勧めです。 - 現地での滞在先はどのようなところですか?
- 滞在予定日数とご予算にしたがって手頃なホテル・モーテルやマンション等を ご予約いたします。
- 顕微授精でも大丈夫ですか?
- はい大丈夫です。この方法だと成功率は50~70%位とされています。従って、この方法を2~3回づつけていくと成功確率はうんと高くなります。